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Next30産学フォーラムneo最終回(6/17)

Next30産学フォーラムneo は、6月17日(水)、最終回となるフォーラムを開催し57名が参加した。
約8年にわたる活動の最終回は、オンラインによる開催となった。「アフターコロナはどうなるのか?~多様な学問分野から考える~」とのテーマにもとづき、5名の講師がそれぞれの研究分野に関連する講演を行った後、参加者と意見交換した。

◆南山大学人文学部 キリスト教学科 佐藤啓介 准教授
・不安・リスク観・退屈に着目し、コロナ後に必要となる生活様式

◆愛知県立大学 情報科学部 鈴木拓央 准教授
・知能ロボティクス分野での新たな用途(体が不自由な人がロボットを介して働くことができるなど)の広がり

◆愛知県立芸術大学 音楽学部 成本理香 准教授
・演奏会の中止により屋外開催したことによる作曲への考え方の変化・気づき

◆愛知淑徳大学 心理学部 蒲谷槙介 准教授
・心理学の観点から、コロナ発生後に生じた人と人との距離感(はざま)を埋めるための方法

◆大同大学 工学部建築学科 かおりデザイン専攻 棚村壽三 准教授
・新型コロナウイルスの影響により、臭気研究における下水の臭いを嗅ぐなど、これまで行ってきた研究が出来なくなったこと

参加者は、「物事の見方やとらえ方に多様性があることに気づいた」「多様な学問分野の話を聞くことができ非常に興味深かった」などの感想を述べるとともに、遠方からのオンライン参加者との間で、オンラインとオフラインのそれぞれの良さや、同時開催のニューノーマル化について意見を交わした。

 

佐藤先生(左端)の発案と4名の先生方の協力により最終回は開催された

 

今後の産学連携プログラムは、ナゴヤ イノベーターズ ガレージにて開催中の「アカデミックナイト」などのプログラムが継承していきます。引き続き、多くの皆様の参画をお待ちしております。

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