2019.8.28
活動報告
中経連は、8月2日(金)、岐阜県との懇談会を開催し、双方の重点事業の概要に関する情報の共有、意見交換を行った。岐阜県からは古田知事、平木・河合副知事をはじめ9名、中経連からは豊田会長、竹中・村瀬副会長をはじめ12名が参加した。
冒頭挨拶で豊田会長は、「『岐阜県IoTコンソーシアム』や『IAMAS』とナゴヤ イノベーターズ ガレージとの連携を図り、新たな成長産業を一緒に創出していきたい」と述べた。また、「リニア中央新幹線の開業に向け、岐阜県駅の効果を周辺地域へ波及させるまちづくりや、名古屋駅の戦略的な活用について、一緒に知恵を出し合っていきたい」との考えを示した。
古田知事は、全国知事会などにおける地方創生の取り組みに加え、深刻化する人手不足に向けた多様な主体の活躍支援、初等教育からの切れ目ない産業人材の育成、戦略的なぎふブランドづくりなど、岐阜県の主な取り組みを紹介した。また、豚コレラについて、「『農場を守る対策』と『野生イノシシ対策』の両方に引き続き全力をあげて取り組んでいく」と述べた。
その後の自由懇談では、事業承継やイノベーションにおける成功事例をはじめとする情報共有の重要性、広域的な地域づくりに向けた協議会のあり方などについて意見交換を行った。