2018.11.29
活動報告
中経連は、11月11日(日)~18日(日)の8日間、経済視察団(団長:豊田会長、副団長:水野副会長・友添政策議員、団員数34名)をイタリアに派遣した。
中経連では、訪問国の経済の現状や将来性の把握、関係者等との連携強化等を目的に毎年度視察団を派遣している。
今回は、ルネッサンス期に栄えた絵画・彫刻等の芸術と共に発展した職人工芸の技術が現在まで継承され、伝統産業の礎となっている北イタリア(ボローニャ、フィレンツェ、ミラノ)、豊かな自然と中世の趣を残す田舎にて、宿泊や食、農業が体験できるアグリツーリズモ(農家滞在型宿泊施設)が新たな観光スタイルとして脚光を浴びている南イタリア(シチリア島)を訪問した。
現地では、豊田自動織機現地法人(TMHMI)、ドゥカティ博物館、ランボルギーニ工場・博物館、トスカーナ伝統工芸センターならびにアグリツーリズモ施設を視察したほか、イタリア三菱商事会社と情報交換および懇談会を実施した。
団員は、イタリアの伝統工芸の工房や産業・観光施設、日系進出企業の視察・見学を通じて、イタリア産業の現状や日本の学ぶべき点等について、聴取および意見交換を行い、知見を広めるとともに理解を深めた。
また、エアポートセールスとして、友添副団長をはじめとする団員5名が、ドイツのDHL(ボン)ならびにルフトハンザドイツ航空(フランクフルト)を訪れ、中部国際空港の一層の機能拡充ならびに利用拡大の要望活動を行った。
豊田自動織機現地法人(TMHMI)
トスカーナ伝統工芸センター
イタリア三菱商事会社 細田社長の講演