2017.12.1
活動報告
11月20日(月)、中経連と名古屋商工会議所の合同で「ハガティ駐日米国大使と中部経済界とのビジネス懇談会」を名古屋市内にて開催した。中経連から豊田会長をはじめ6名、名商から藤森副会頭をはじめ4名が参加した。
豊田会長は中部経済界を代表して、「中部圏はものづくりの中心地で、とりわけ輸送用機器、航空宇宙、工作機械、セラミックス、電気機器等の産業が集積している。今回の参加者を含め、中部圏の企業は米国へ多数進出し、長年にわたり両国の強固な経済関係に貢献している。米国は我々にとっても重要なパートナーであるので、貴国の施設・人への投資等を通して、誇りを持って社会貢献を行い、良き市民となるべく努力している。今回の大使の訪問をきっかけに、米国と中部圏双方の産業のさらなる発展のため、良好な関係を継続して行きたい」と述べた。
ハガティ大使は、「本日出席の全社が米国内で事業展開を行っており、数十億ドル規模の投資額となっていることを大変高く評価している。現政権では、国境を越えたビジネスを容易にする規制改革や法人税改革を推進しており、中部圏を含む日本の米国進出企業にとって、これからの米国への投資は大きな収益をもたらすことが期待されている。また、投資促進において、州政府の活動が重要となっており、各州知事には来日して、自州のメリットをアピールするように勧めている。今後とも米国との一層の経済交流を図っていただきたい」と発言された。
続いて、参加者より自社の紹介と米国での事業の説明の後、意見交換を行った。