2017.11.27
活動報告
中経連と国土交通省中部地方整備局は、11月21日(火)、「第6回中部地域懇話会」を名古屋市内にて開催した。本懇話会は、中部圏の持続的発展に向けた地域づくりや社会資本整備等について、具体的な課題や施策等について意見交換する場として設置されたものである。
はじめに、塚原中部地方整備局長が、「日本経済を牽引する中部圏のものづくりを、道路や港湾等の整備・メンテナンスをしっかりと行い、下支えすることが我々の一番のミッション。さらに大規模災害に対しては、人命はもちろん中部圏の産業をいかに災害から守るかも重要。経済界の方々と意見交換しながら、しっかりと推進していきたい」と挨拶された。
一方、豊田会長は、「インフラの整備は企業にとって生産性革命につながり、わが国経済の国際競争力強化に直結する。今後、防災も含め、中部圏のインフラ整備がスピードアップすることを期待したい」と述べた。
その後、リニア中央新幹線開業によるスーパー・メガリージョン形成後の中部圏のあり方や、港湾や空港等を結ぶ道路ネットワークや渋滞解消の重要性、さらにまちづくりに関する期待等について活発な意見交換を行った。