2017.8.8
活動報告
中経連は8月1日(火)、三重県との懇談会を開催し、双方の今年度の重点事業に関する情報共有、意見交換を行った。三重県からは鈴木知事、渡邉副知事、稲垣副知事をはじめ10名、中経連からは豊田会長、上田副会長、水野副会長、小川副会長をはじめ11名が参加した。懇談概要は以下のとおり。
豊田会長は、「異分野融合によるイノベーションを生み出す仕組みづくり、観光資源の磨き上げ、旅館などのサービス産業の生産性向上、県南部を中心とした農林水産業の活性化などについて、三重県と協力しながら取り組んでいきたい」と述べた。
一方、鈴木知事は、「東海環状自動車道の西回りや新名神高速道路などの整備が進めば、企業誘致の増加や生産性向上が見込まれ、この地域の競争力が向上する。引き続き、インフラ整備へのご協力をお願いしたい。リニア中央新幹線の開業に向けて東京-名古屋間は岐阜県、愛知県、名古屋市と、名古屋-大阪間は大阪府、奈良県と一緒になって取り組んでいく。中経連にもご協力をお願いしたい」と述べられた。
その後、双方の重点事業の説明と自由懇談が行われ、防災・減災対策の推進と国土強靱化税制の創設要望、各地域のインフラ整備に向けた取り組み、サービス産業の生産性向上、観光産業の振興などについて幅広く意見交換を行った。