2017.6.15
活動報告
中経連は6月2日(金)、広域連携・地域づくり委員会の活動として、岐阜市にて講演会を開催し、中経連の会員、ならびに、本講演会を後援いただいた岐阜県・岐阜市・岐阜商工会議所の職員、行政関係者など約100名が参加した。
はじめに主催者および開催地を代表して村瀬副会長の挨拶、続いて広域連携・地域づくり委員会委員長の山名副会長の挨拶の後、講演を行った。
名古屋都市センター長、国土審議会会長の奥野信宏氏より「地域の創生のために我々は何をすべきか」と題して、地域の創生のためには「対流」が必要であること、「対流」を生み出すための熱源、まちのコンパクト化を進めていく中でも周辺の集落は極力残すべきであること、共助社会の必要性などについてお話をいただいた。
引き続き、岐阜大学地域科学部教授の西村貢氏より「地域の創生のためのまちづくり」と題して、人口減少社会における地域活性化について、短期的にはプラスであるが長期的には不利益となる「合理的な無知」をはじめ、複眼的な視点の必要性についてお話いただいた。
(西村教授の講演録は、機関誌「中経連」8月号に掲載予定)
地域の創生をテーマとした講演会は中部5県で順次開催していく予定であり、次回は10月31日に長野市内にて開催する。
奥野先生による講演
西村先生による講演