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「2016 昇龍道(中部・北陸)物産観光展」を開催(11/17~29)

昇龍道(中部・北陸)物産観光展実行委員会(事務局:中経連、中部(東海・北陸・信州)広域観光推進協議会、北陸経済連合会)は、1117()から1129()13日間、タイのバンコク伊勢丹にて「2016 昇龍道(中部・北陸)物産観光展 ~SHORYUDOChubu & HokurikuFood and Tourism Fair~」を開催した。

 


本物産観光展は、昇龍道(中部・北陸)9県と、観光団体、経済団体等が一体となり、海外で農林水産物・食品をPRし、輸出促進・販路拡大に繋げるとともに、「昇龍道」の優れた観光資源をあわせてPRすることで、さらなるインバウンド効果を高めていくことを目的としたイベントである。

伊勢丹6階の催事場『ごちそうスペース』では、和洋菓子、珍味、味噌、漬物、手羽先、次郎柿やりんごなどの果物等を販売、ひつまぶしや寿司を提供するイートインコーナーも設け、22社が出展した。また、同スペース内に観光PRカウンターを設置し、タイ語版の各種パンフレットやDVD映像等で昇龍道の観光地を紹介した。

 

初日は、現地のメディア関係者を招いて試食会を行い、ホタルイカの干物、手羽先、ひつまぶし、次郎柿など、昇龍道の名産品を味わってもらうとともに、この地域の魅力的な観光地を紹介し、知名度向上を図った。

本物産観光展の売上は、約258万バーツ(約810万円)、来場者数は約1.3万人、9割以上がタイ人客だった。また、今回は500バーツ以上お買い上げのお客様を対象に、抽選で昇龍道9県の特産品をプレゼントする企画を打ち出し、多くのお客様が抽選会に参加した。商品については、一部の洋菓子や次郎柿が完売した他、和菓子、珍味、味噌、ひつまぶし等が好評だった。

観光では、白川郷、高山、立山黒部アルペンルート、地獄谷野猿公苑、金沢の他、桜や藤、紅葉が見られる観光地と時期に関する問い合わせが数多くあった。また、日本で大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』がタイでも人気を博しており、特にタイ人の若者からその舞台となった飛騨市や諏訪湖に関する問い合わせが相次ぐ等、日本文化への関心の高さを実感した。

 

なお、本物産観光展は、タイ国王陛下崩御後にタイ政府から発表があった「娯楽的活動・祝い事を30日間自粛」の後に実施された。事前の広告・プロモーションが制約され、また服喪により消費マインドが低下する等、影響が懸念されたが、売上は前回を上回り、当初に設定した目標額に近い水準を達成することができた。前回は物産と観光が違うフロアにあったが、今回は1カ所に集約し、昇龍道の「食」と「観光」の魅力を一体的にPRできたことがイベントの活性化にも繋がった。

来年度以降も関係自治体や観光団体等と連携し、昇龍道の「食」と「観光」の魅力発信に努めていく。

 

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            会場の様子

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    メディア関係者への試食会の様子

 

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              チラシの一部分  

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