2016.9.9
活動報告
中経連では、企業の研究開発力、イノベーション強化のため、会員の方々に大学や公設試験場、研究所での取り組みについて紹介する活動を実施している。今回は「国立研究開発法人産業技術総合研究所中部センター」の見学会を8月30日(火)に実施し、約30名が参加した。
同センター所長の立石裕氏から「見学会を通じて地域企業からの認知度を上げ、当センターの研究成果をさらに活用していただきたい」との挨拶の後、センターの概要と企業支援についての説明があった。
続いて、ラボツアーに移り、「次世代自動車・航空宇宙」「創エネ・省エネ」「ヘルスケア・環境」の各領域の研究室を訪問しながら解説を受けることで研究内容の理解を深めた。ラボツアー終了後、今後の連携に繋げる場として参加者とセンター研究員との交流会を実施した。
参加者アンケートでは、「センターの特徴や強みを良く理解することができた」「今後の参考になった」など、参加者の約9割から「満足・ほぼ満足」の評価が得られた。これからもアンケートの意見・要望を取り入れながら、大学や公設試験場、研究所での取り組みを紹介し、各企業との連携を深めたい。
新材料を使った建材の省エネ効果について説明を受ける参加者
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を手に取る参加者