2016.8.31
活動報告
中経連は8月29日(月)、岐阜県との懇談会を開催し、双方が実施している事業に関する情報共有、意見交換を行った。岐阜県からは古田知事、岸副知事をはじめ9名、中経連からは豊田会長、須田評議員会議長、水野・竹中・村瀬・安藤副会長をはじめ15名が参加した。
懇談概要は以下のとおり。
冒頭挨拶で、豊田会長は「岐阜県では、『清流の国ぎふ』創生総合戦略に基づき、航空宇宙産業や農業などの振興に取り組まれている。古田知事には成長産業や地域に根差した産業の振興に、引き続きリーダーシップを発揮していただきたい」と述べた。
一方、古田知事は「伊勢志摩サミットでは、伊勢志摩サミット東海会議が美濃和紙や大垣の桝などの工芸品をPRしていただいたことに感謝する。地方創生こそが一億総活躍社会実現のためのメインエンジンと考えており、様々な取り組みを展開している」と述べられた。
その後、自由懇談に移り、高品質な岐阜ブランドを活かした観光産業の振興、産業や地域の活性化に繋がる交通ネットワークの整備、航空宇宙や素材など県内産業のさらなる成長、小・中・高校生へのものづくり教育など若い世代の人材育成・雇用確保に資する取り組みなどについて幅広く議論を行った。