2016.8.5
活動報告
中経連は、国土交通省および中部国際空港拡充議員連盟等に対して、愛知県、岐阜県、三重県をはじめ地元自治体等とともに、愛知県内の道路および港湾、防災対策の早期整備(7/27)、中部国際空港の二本目滑走路を始めとする機能強化の早期実現(8/1)、東海北陸自動車道および東海環状道路の建設促進(8/1)について要望活動を行った。
■愛知県内の道路および港湾、防災対策の早期整備を要望
実施日:平成28年7月27日(水)
要望先:山本国土交通副大臣、国土交通省幹部 等
訪問者:愛知県、名古屋市、名古屋港管理組合、中部国際空港、中経連 等
<主な要望内容>
・三浦中経連常務理事が大村愛知県知事等とともに、山本国土交通副大臣や国土交通省幹部らに面会し、愛知県内の道路および港湾の早期整備、大震災時の津波対策など防災対策の早期整備を要望した。
・道路整備については、県内のみならず中部圏全体の企業の国際競争力強化に資するべく、名古屋環状2号線をはじめ、西知多道路、名豊道路、名岐道路などの早期整備期待が高まっており、これらの要望を行った。
・港湾については、名古屋港の他、衣浦港、三河港についても、それぞれ港湾機能を強化し、さらなる輸出入の促進や防災対策への取り組みについて要望した。
・また、南海トラフ大地震などを想定し、企業や市民の生活を守るための津波対策などが継続的に取り組めるよう、予算確保のための要望を行った。
■中部国際空港の二本目滑走路を始めとする機能強化の早期実現に関する要望
実施日:平成28年8月1日(月)
要望先:中部国際空港拡充議員連盟、土井国土交通副大臣、自由民主党等
訪問者:愛知県、中経連等
<主な要望内容>
・「中部国際空港拡充議員連盟」への陳情が東京都内にて行われ、中部国際空港を積極的に利活用し、二本目滑走路の早期整備を目指していくことについて、意見交換がなされた。
・その後、「中部国際空港二本目滑走路建設促進期成同盟会」の活動として、三浦中経連常務理事が中西愛知県副知事等とともに、土井国土交通副大臣、稲田自由民主党政務調査会長等に面会し、中部国際空港の機能強化(完全24時間化)の実現に向けて以下の4点について要望を行った。
1. 国が地域を主導し、中部国際空港の機能強化、特に二本目滑走路の実現に向けて必要な調査検討に取り組むこと
2.ビジット・ジャパン地方連携事業などインバウンド旅客の増加に向けた施策を始めとする中部国際空港の航空需要拡大の取り組みを推進すること
3.急増する訪日外国人の受入に適切に対応するため、CIQ(税関、出入国管理、検疫)体制の充実・強化に取り組むこと
4.空港利用者の利便性向上のため、道路・鉄道等アクセスの充実に取り組むこと
■東海北陸自動車道および東海環状道路の建設促進を要望
実施日:平成28年8月1日(月)
要望先:武藤国土交通事務次官
訪問者:岐阜県、富山県、三重県、沿線自治体、北陸経済連合会、中経連 等
<主な要望内容>
・三浦中経連常務理事が「東海北陸自動車道建設促進同盟会」および「東海環状道路建設促進期成同盟会」の幹部である古田岐阜県知事、石井富山県知事等とともに武藤国土交通事務次官に面会し、両道路の建設促進を要望した。
・東海北陸自動車道については、暫定2車線区間の早期4車線化整備を、東海環状自動車道については、西回り区間の早期全線開通を要望した。
・当日は、「東海北陸自動車道建設促進同盟会」と「東海環状道路建設促進期成同盟会」(ともに会長は古田岐阜県知事)の合同定期総会の開催日であり、これにあわせて要望活動を行った。