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「東海地方経済懇談会 『経済再生を確実に実現する』」を開催(2/12)

 中経連は2月10()、名古屋市内にて、日本経済団体連合会、東海商工会議所連合会との共催により「東海地方経済懇談会」を、「経済再生を確実に実現する」をテーマに開催し、榊原経団連会長、三田中経連会長、岡谷東海連会長をはじめ主催団体の会員約250名が参加した。

なお、懇談会に先立ち、経団連の皆様には、同日午前、名古屋大学のナショナル・コンポジット・センター(NCC)、ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)を視察いただいた。

 

岡谷会長および榊原会長の挨拶に続き、下記の2つのテーマについて懇談を行った。

まず、テーマ1「地域資源を活用した観光振興」について、東海側からの問題提起(①世界無形文化遺産・本美濃和紙を核とした地域活性化、②広域観光推進に向けた社会基盤整備促進、③昇龍道の成果と課題)を行い、経団連側から観光振興、地域活性化・地域振興について発言があった。

続いて、テーマ2「産業競争力の強化と人材育成」について、東海側からの問題提起(①次世代産業の育成に向けた取り組みと課題、②ものづくり人材の育成に向けた取り組み、③社会基盤強化の取り組み)を行い、経団連側から競争力強化のための次世代産業育成、ものづくり人材育成、交通ネットワーク整備について発言があった。

 

中経連からは、安藤副会長が「昇龍道の成果と課題」をテーマに、インバウンド誘客の一層の推進、国内における知名度向上、さらには広域連携の強化が重要であることなどを発言した。また、柘植副会長からは「社会基盤強化の取り組み」について、本会で取りまとめ中の「中部圏交通ネットワークビジョン」を紹介し、製造業を中心として、中部圏が将来にわたり我が国を牽引し続けるためには、道路・空港・港湾の整備・強化を早急かつ重点的、計画的に行う必要がある旨述べた。

最後に、古賀経団連副会長が議論を振り返ってのコメント、三田会長が閉会挨拶を述べ、終了した。

 

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