2015.12.21
活動報告
12月15日(火)、中経連は第3回「明るい中部の未来を考えよう! 中部リーディングプロジェクトミーティング」(CLM)全体会合を名古屋市内にて開催した。
CLMは将来の中部を担う若い世代の人々が、中部の将来を考え、議論することを目的に設置した会合である。8月の第1回会合から、5つのチームに分かれて「魅力と活力溢れる中部の将来像の実現に向けたリーディングプロジェクト」の検討に取り組んできた。
今回は各チームが最終プレゼンを行い、「宇宙エレベーター開発のための研究拠点を整備」「中部5県を統括する中部圏庁を立ち上げ域内交通を整備」「近未来・環境・安全・水の4つの青に関する取り組みによるイメージを発信」「外国人の誘致や水素社会の確立による住みたい中部を実現」などのアイデアが提案された。各プレゼン後には、事務局の審査員との間で質疑が行われ、優勝チームを決定した。
優勝チームの提案した将来像は「中部5県を1つのテーマパークになぞらえて、各地域の魅力を高め、新たな文化と技術が生まれるまちとなり、日本や世界の中心となる中部を目指す『Connect City 中部 ~つながるまち~』」で、その実現に向けては「ものづくり技術を活かした移動手段の開発・整備や人材育成に、中部の各地域が連携し一体となって取り組む」という内容だった。
今回各チームから提案されたアイデアは、本会の今後の活動に大いに参考としていきたい。