2015.11.2
活動報告
10月23日(金)、中経連は「第3回中部コーディネータ研究フォーラム」を開催し、中部5県のよろず支援拠点コーディネータ、支援機関・大学のコーディネータ、中堅・中小企業支援に関する有識者・研究者など、17名が参加した。
本フォーラムは、中部圏各地で中堅・中小企業支援をしているコーディネータのネットワーク強化と企業支援力の一層の向上をねらい、今年3月に設立したものである。
まず、地域ビジネス研究所 所長の中野和久氏が「儲かる農業に向けた食農産業クラスター形成のポイントについて」と題し、東三河地域で実際に携わった食農産業クラスター推進事業について、開発した商品等の具体例も交え、紹介を行った。
続いて、信州大学産学官・地域連携推進機構コーディネータ室長 特任教授の白川達男氏が「産学官連携による食・農産業技術のイノベーション」と題し、工学部が取り組む農業のイノベーションについて、開発した機器・システム等の紹介も交え、講演を行った。
また、本フォーラムのさらなる充実を目的とし、今回から少人数でのグループディスカッションを行うこととした。「日本の農業を強くするためにコーディネータとして何が出来るか」をテーマに参加者間で活発な議論が行われ、「企業と連携した大規模化が必要である」「日本産ならではのブランドや安心・安全といった価値をPRすべき」などの意見があがった。
次回は来年1月に開催する予定である。
過去の本フォーラム開催報告は、以下をご参照ください。
第1回フォーラム(平成27年3月30日)
第2回フォーラム(平成27年7月13日)