2015.10.5
活動報告
10月2日(金)、中部および北陸、関西、中国、四国、九州の6経済連合会で構成する西日本経済協議会は、第57回総会を福岡市内にて開催した。総会には6経済連合会の会長はじめ約260名が参加し、中経連からは三田会長、安藤副会長はじめ約20名が参加した。
統一テーマ「日本再興に貢献する活力ある地域をめざして -行動する西日本からの提言-」に基づき、討議を行い、各経済連合会の代表者発言において、三田会長は「連携を促進し、地方創生、日本再興を図る」をテーマに、中小企業の連携(航空宇宙産業の振興)、広域連携(昇龍道プロジェクトの推進)、まちづくり(連携に必要な交通ネットワーク整備)、ひとづくり(産学連携)など、中部における取り組みについて紹介するとともに、西日本の連携の必要性を訴えた。
その後、(株)ドーンデザイン研究所代表取締役 水戸岡鋭治氏による「デザインは公共のために」と題した記念講演が行われた。
最後に、① 地域産業構造の高度化、② グローバル展開による海外の活力の取込み、③ 人口減少社会への対応、④ 産業の基盤となる安定的なエネルギー供給体制の構築、⑤ 広域連携と国土強靱化に資するインフラの整備、⑥ 地域の自立・活性化に真につながる地方分権改革の推進の6項目から構成される決議を採択した。
なお、決議文(→全文)については、来る10月23日(金)、6経済連合会の代表者が揃って首相官邸をはじめ関係省庁の政務三役、与党に対して要望活動を実施するとともに、10月28日(水)、本会単独で、中部5県選出の国会議員へ要望活動を実施する予定である。