2015.2.2
プレスリリース / 提言・報告
中経連は、2月2日(月)に開催した総合政策会議において、経済委員会(委員長:豊田副会長)が取りまとめた提言書「貿易・サービス収支改善の提言~経常収支赤字化の回避~」を承認し発表した。
本提言書は、政府・与党をはじめ、関係国会議員、経済産業省をはじめとした関係省庁、当地域の国の出先機関、自治体、経済団体等、関係各方面に提言していく。
【本提言書の基本的な考え方や取りまとめの方針】
・貿易・サービス収支が大幅な赤字となっているのは、短期、中長期の要因が複雑に絡んでいるが、根本にある「わが国の産業空洞化と産業構造転換の遅れ」が影響していると考えられるので、提言内容はそこまで踏み込む方針で検討した。
・貿易・サービス収支の改善のためには「政府と民間の協調が必要である」という考え方で取りまとめた。従って、提言内容については、民間企業が努力すべきこと、中部圏としてできること、政府に要請すること、の3つに分けてまとめた。
・可能な限り具体的な提言となるよう内容を掘り下げた。提言は、内容に応じて5つの提言群に分けて分かり易く示した。