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アルザスワイン街道と飛騨地酒ツーリズム協議会が友好宣言を締結

中経連では、昇龍道プロジェクトの一環として日本酒街道の整備を支援している。

4月3日()、日本酒街道の先進事例である「飛騨地酒ツーリズム協議会」〔上野田会長(天領酒造㈱代表取締役):写真右から2人目・古田岐阜県知事の隣〕と、フランス東部に位置する「アルザスワイン街道」が友好宣言を締結した。これは、昨年7月、中経連の「街づくり・観光委員会」欧州調査団〔団長:河野副会長(名古屋鉄道㈱会長)〕がフランス・アルザス地方を訪問したことがきっかけになったものである。

レセプションでは、欧州調査団のメンバーの一人として小川常務理事事務局長が「関係者の皆様の熱意に敬意を表する。お酒からスタートする中部とアルザスの友好関係が文化や経済に拡がるとともに、昇龍道における日本酒街道の推進に繋がることを期待する」と挨拶した。

 

なお、友好宣言締結に先立って、4月2日(水)、アルザス州オ・ラン県県議会議長のシャルル・ビュットネール氏(写真左から2人目)、アルザスワイン委員会のロベルト・ディエトリッシュ会長(写真中央)が中経連を表敬訪問され、三田会長、伊藤専務理事等と懇談した。

三田会長は「オ・ラン県はヨーロッパの中心地であるが、この中部圏は日本の真ん中にあり、圏域内には、素晴らしい酒蔵が点在しており、アルザスワイン街道と同様に酒街道を作ろうとしている。この街道が文化の始まりとなり、お互いに良好な関係を築いていきたい」と述べた。

ビュットネール議長からは「日本とアルザス州は友好150周年を迎えたが、そのきっかけはアルザス繊維業界に持ちこまれた日本の和柄図案であった。その図柄は芸術分野の印象派にも多大な影響を与えた。酒とワインの交流を通じて、中部経済界と相互に発展を図りたい」とコメントされた。

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