中経連は平成25年6月26日(水)、12の会員大学・学校法人にご出席いただき、懇談会を開催した。

中経連では、大学と経済界との連携を一層密接にすべく、平成23年度より大学・学校法人入会を依頼し、現在までに17の大学・学校法人(下記参照)に入会いただいている。

懇談会では、まず中経連より産学連携に係る事業として、Next30産学フォーラムなど異業種・異分野交流会の開催状況、大学への講師派遣事例の紹介、留学生インターンシップ支援取り組み状況について説明を行った。

続いて､各大学･学校法人から､各大学の産学連携活動の紹介､企業と大学の連携のあり方に対する期待や課題､中経連に対する意見･要望等について発言をいただいた。さらに､産学の連携･交流の活性化に資する場の設置について意見を伺うことができた。

懇談会終了後は、交流会を開催し、会員大学・学校法人との連携を図った。

＜大学側からの主な意見・要望＞

・中部地域では産学官及び大学同士の連携が弱く､強化が必要である。

・大学のシーズと産業界のニーズのマッチングが進むよう、

　お互いに一層協力していくことが重要である。

・産学連携による「人づくり」で、産業界で経験を積んだ人を

　講師に派遣してもらうことを期待する。

・人文系大学における「ものづくり」教育に関して、

　産業界からの支援を頂きたい。

・大学の教員･事務職員の相互活用が必要と考えている。

    産業界にも協力をお願いしたい。

・外国人留学生のインターンシップ･就職斡旋等に関して、

　大学と産業界のネットワークをつくってほしい。

・日本語が堪能なアジア留学生のインターンシップをお願いする。

    宗教問題等についても配慮してほしい。　　　　　　　　　　　　など