2013.3.25
活動報告
国際交流懇談会〔座長:宮坂明博 新日鐵住金(株)常務執行役員名古屋製鐵所長〕は、3月15日、地元の外国公館との交流を深めることを目的に「在名古屋カナダ領事館との交流会」をマット・フレイザー領事兼通商代表の公邸“カナダハウス”(カナダ木材を利用した戸建住宅)において開催し、同懇談会の委員である企業・団体・大学より23名が参加した。
まず、フレイザー領事から、カナダの経済・産業について講演が行われた。
・日本の約27倍の国土を有し、天然資源にも恵まれ、多くの一次産品は輸出主要品目になっている
・観光地としても有名であるほか、IT、自動車、航空機産業、ライフサイエンス等の高い技術を要する分野を得意としており、重点産業に位置付けている
・カナダ太平洋岸北部は、日本などアジアからの海の玄関として発達しており、そこからメキシコを含めた北米大陸全土へのアクセスが整っている(道路、鉄道等のインフラも充実)
など、魅力的な投資環境について様々な視点から説明があり、「日本企業の皆様にも投資先としてカナダに注目していただきたい」と呼びかけられた。
参加者からは「カナダと日本の人的交流の促進はどのように図られているのか」「名古屋に滞在されて感じた当地域の魅力は何か」などの質問が相次ぎ、活発に意見交換が行われた。
続いて交流会を開催し、サーモンやメイプルシロップなどカナダの食材を活用した料理、カナダビール・ワインを楽しみながら、フレイザー領事をはじめ領事館関係者との親交を深めた。