2013.2.12
活動報告
2月8日、「新ヘルスケア産業フォーラム大会 2013」(主催 : 新ヘルスケア産業フォーラム、 中部・ヘルスケア構築サポートコンソーシアム、 後援:中部経済連合会)が名古屋市内で開催され、同フォーラム会員 および 中部地域の産学官関係者など約140名が参加した。
同大会は、(1)事例発表、(2)シンポジウムおよび展示・実演、(3)交流会の3部構成で開催され、シンポジウムでは、新ヘルスケア産業フォーラム・北川代表の主催者挨拶、発起人の代表として中経連・三田会長、中部経済産業局・紀村局長の来賓挨拶に続いて、大学関係者や民間企業代表者による講演が行われた。
三田会長は挨拶の中で「医療機器産業は年率7%で成長し4年後は世界で40兆円まで拡大すると見込まれており、中部の“ものづくり”の総合力を発揮しヘルスケア産業を振興していくチャンスである。中部圏で産学官および関係者が情報共有や人的交流・連携を促進し、新ヘルスケア産業を成長産業として創出・育成していくため、本フォーラムへの結集をお願いしたい」と力強く呼びかけた。
同大会の事例発表および展示・実演では、同フォーラム会員による製品等の展示・実演や、三重県の“みえメディカルバレー” “みえライフイノベーション総合特区”、静岡県の“ファルマバレープロジェクト”などによる産業施策等の紹介、大学・病院関係者による各種事業紹介等を通じて、業態や県境を超えたネットワークづくりや情報交換が活発に行われ、盛況のうちに終了した。
「新ヘルスケア産業フォーラム」は、中部圏の産学官関係者が広く連携・協働することにより新ヘルスケア産業を成長産業として創出・育成することを目的としており、同フォーラムの事務局を名古屋大学、中経連で担当し事業活動を進めている。