中経連は10月4日、日本経済団体連合会、東海商工会議所連合会との共催により、「決断と実行で日本を再生する」をテーマに、東海地方経済懇談会を名古屋市内にて開催した。米倉経団連会長、三田中経連会長、髙橋東海連会長をはじめ会員約250名が参加した。
第一部では、経団連側の活動報告〔①税制改正への取組み、②社会保障改革の推進と財政再建の断行、③エネルギー・環境問題への対応、④農業の成長産業化、⑤経済連携の推進、⑥観光振興への取組み、⑦道州制実現に向けた取り組み等〕、ならびに、東海側の活動報告〔昇龍道プロジェクトなど観光振興への取組み、異業種交流展示会（メッセナゴヤ）の開催等〕を行った。
第二部では、産業競争力の再生、防災減災に向けた取組み、人材育成に向けた取組み等について双方が意見交換を行い、最後に米倉会長の総括が行われた。時宜を得た課題について活動報告や意見交換が行われるとともに、経団連との連携強化を図ることができた有意義な懇談会となった。