2019.11.6
活動報告
中経連は、10月15日(火)、会員大学・学校法人との懇談会を開催し、中経連の人材育成に係る活動および労働市場に対する課題認識等について意見交換を行った。
はじめに、事務局より中経連の人材育成に関する取り組み、人材育成委員会の取り組み方針等を中心に説明を行い、意見交換に移った。
参加者からの主な発言は以下のとおり。
【キャリア教育等について】
・変化への対応力を養うため、問いを立て、思考をする基礎的な教養教育を施すことが大切。
・AI化と外国人労働力の増加による変化の中、ITリテラシーと異文化コミュニケーション力を高める教育が重要。一方、ものづくりの暗黙知が理解できるアナログ人材も重要であり、双方の育成が必要。
【外国人の受け入れについて】
・人口減少の中、外国人材は競争相手ではなく協働する仲間である。留学生活躍のためにも採用タイムテーブル等、企業・大学間の仕組みの見直しが必要。
・留学生向けキャリア教育や、ナゴヤ イノベーターズ ガレージ等で留学生も参加できる対流・交流の場づくりを検討いただきたい。
【その他】
・修士・博士等、大学院卒業生は考える力を持ち、汎用能力も高いため、企業に積極的な採用をお願いしたい。