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第1回エネルギー・環境委員会(10/1)報告

エネルギー・環境委員会は10月1日(火)、2019年度1回目の委員会を開催、委員長の水野副会長をはじめ38名が参加した。
はじめに、事務局より今年度の委員会の活動報告を行った。「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」のパブリックコメント募集に対する意見提出、「地球温暖化対策計画」見直しの動向調査、および地域エネルギーマネジメントによるスマート社会の実現に向けた自治体との対話等について活動状況を報告するとともに、今後の進め方について議論した。
続いて、経済産業省大臣官房審議官(環境問題担当)の矢作友良氏を講師に迎え「環境政策について」をテーマに講演いただいた。
矢作氏は、気候変動問題に関し、6月のG20大阪サミットや9月の国連気候行動サミットでの各国の主張内容、EU・米国・中国の動向等、今後注目すべき世界情勢について紹介するとともに、日本の温暖化政策の考え方・対応等について説明した。また、資源循環問題に関し、昨今大きな話題となっている海洋プラスチックごみを巡る状況や廃プラスチック全体の有効利用等にかかる日本の対応、EU中心に議論が進んでいるサーキュラーエコノミーの動き等について説明した。〔講演要旨は機関誌「中経連12月号」に掲載予定〕
また、委員会終了後に、高レベル放射性廃棄物の地層処分について、原子力発電環境整備機構から説明を受けた。

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