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「中長期的な企業価値向上に向けたコーポレートガバナンス体制の構築に関する意見」を発表(関西経済連合会、九州経済連合会および北陸経済連合会と共同)

このたび中部経済連合会は、関西経済連合会、九州経済連合会、北陸経済連合会と共同で「中長期的な企業価値向上に向けたコーポレートガバナンス体制の構築に関する意見」を取りまとめました。
関西経済連合会としては、これまでも中長期的な企業価値を高めるには、コーポレートガバナンス体制の構築について改善を促す必要性を主張してまいりました。
今回の意見では、企業の持続的な成長と中長期的な企業の価値の向上に役立つコーポレートガバナンスのあり方について見解を示すものであり、関西経済連合会と共に中部経済連合会、九州経済連合会、北陸経済連合会で意見を取りまとめております。
今後は、政府・関係省庁へ要望を行ってまいります。


中長期的な企業価値向上に向けたコーポレートガバナンス体制の構築に関する意見 (PDF)

<本意見の主なポイント>

■提言書における基本的な考え方
○株主偏重の経営は企業の中長期的な成長を阻害する
○対話を通じた企業価値向上および適切な情報開示が必要である
○単なる形式の整備ではなく、実質を伴ったガバナンスを追求すべき

■具体的提言
○四半期決算開示の義務付けを廃止すべき
○柔軟性を持たせたコーポレートガバナンス制度とすべき
○経営指標として過度にROEを重視すべきではない
○議決権行使助言会社への法的規制を考えるべき

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