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地域産業活性化委員会および岐阜地域会員懇談会(5/31)報告

5月31日(金)、地域産業活性化委員会および岐阜地域会員懇談会を、多治見商工会議所にて開催し、古川多治見市長、豊田会長、村瀬副会長をはじめ24名が参加した。
委員会では、伝統工芸や地域の抱える課題を議題に、会員懇談会では、中経連の委員会活動や2019年度事業計画などを議題に意見交換を行った。
参加者からの主な発言は以下のとおり。

・働き方改革など、中小企業を取り巻く労働環境が大きく変化しており、対応が困難な内容も多い。政策立案にあたっては、中小企業の声にも耳を傾けていただきたい。

・政府の政策は農業も労働も各分野の課題を一括りにして議論するため、地域や現場に適合していない。地域にはさまざまな産業が存在し、きめ細かな政策が必要。

・行政担当者は県境を越えることをためらう。中経連には県境を跨いだ取り組みや広域連携の推進をお願いしたい。

・ツーリズム東美濃協議会を通じて、東濃6市における広域観光への取り組みは着実に拡大しつつある。東美濃の観光課題は、二次交通と宿泊施設の不足であり、カートラベルによる取り組みが一つの答えになるのではないかと考えている。

・陶磁器は良いものをつくれば必ず売れる。安物を大量生産して売るだけでは産業はいずれ衰退していく。良いものをつくっている人たちを地域で大切にしていきたい。

・伝統工芸は国内だけでなく、海外へ売り出していくべきである。一方で、海外販売では模倣品の問題がある。伝統工芸品に認証制度をつくり保護する必要がある。

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