2018.9.7
活動報告
人材育成委員会は、8月29日(水)、2018年度の第1回委員会を開催し、委員長の中村(捷)副会長をはじめ31名が参加した。
今回は、2018年度人材育成の取り組みにおける報告と意見交換、名古屋市教育委員会による講演を実施した。
冒頭、中村委員長の挨拶に続き、事務局から、昨年12月に提言書「中部圏の未来を支える人材の育成」を公表以降の取り組み状況について進捗報告を行い、提言書説明時に5県1市の各教育委員会から寄せられた意見や産学連携に向けた具体的な活動状況について説明を行った。
その後、教育界との連携ならびに理解促進を目的に、名古屋市教育委員会教育長の杉﨑正美氏を講師に迎え、ご講演いただいた。杉﨑氏は、教育委員会の役割をはじめ、少子化や外国人の児童・生徒への対応、教員の多忙化解消など、名古屋市の教育を取り巻く現状や課題を紹介した。
引き続き、本委員会が今回提案する「低学年大学生向けのキャリア教育を目的とした取り組み」について審議を行った。委員の多くから、「今回の提案は、キャリア形成の重要な一つの方法であり、学生・大学・企業が目的をすりあわせた上、採用目的の色彩が強い既存のインターンシップとの違いを明確にしていくことが必要」との意見が出された。
今後、これらの意見を踏まえて検討を進め、専門委員会において議論を重ねていく予定である。