2018.2.8
活動報告
中経連は、2018年1月、一宮西港道路、西知多道路、名豊道路、名古屋環状2号線の早期整備について関係自治体等と合同で要望活動を行った。
概要は以下の通り。
■一宮西港道路の早期整備を要望
実施日:2018年1月11日(木)
要望先:高橋国土交通大臣政務官、森国土交通省技監、石川国土交通省道路局長 等
訪問者:愛知県、一宮市、津島市、稲沢市等沿線自治体、名古屋商工会議所
中経連 等
<主な要望内容>
・一宮西港道路は、東海北陸自動車道一宮JCT付近~愛知県弥富市(伊勢湾岸自動車道)間に計画されている延長約30㎞の地域高規格道路である。沿線地域の渋滞緩和や災害時の緊急避難道路としての役割が期待されるとともに、東海北陸自動車道から名古屋港や中部国際空港へのアクセスが容易になるため、物流や観光促進にも寄与することが期待されている。
・中経連は、中西愛知県副知事をはじめ沿線自治体の首長等とともに、高橋国土交通大臣政務官をはじめ国土交通省幹部等に対し、一宮西港道路の早期整備を要望した。
■西知多道路の早期整備を要望
実施日:2018年1月22日(月)
要望先:高橋国土交通大臣政務官、森国土交通省技監、石川国土交通省道路局長等
訪問者:愛知県、名古屋市、沿線自治体、名古屋港管理組合、中部国際空港(株)
名古屋商工会議所、中経連等
<主な要望内容>
・西知多道路は、名古屋港の物流機能強化の他、中部国際空港へのアクセス道路として物流や観光促進に寄与するとともに、大規模災害時の沿線への緊急搬送路としての役割を果たすことも期待されている。昨年度には、伊勢湾岸自動車道と直結する東海JCT部が国主体で、南側の青海IC~常滑JCT部が愛知県主体で事業化された。
・栗原中経連常務理事は、中西愛知県副知事等とともに、高橋国土交通大臣政務官をはじめ国土交通省幹部等に対し、今後さらに国の予算が確保され、西知多道路の早期整備が進められるよう要望した。
高橋国土交通大臣政務官(前列右から4人目)に要望書を手渡しする訪問者たち
■名豊道路の早期全線整備を要望
実施日:2018年1月25日(木)
要望先:秋本国土交通大臣政務官、毛利国土交通事務次官等
訪問者:愛知県、蒲郡市、豊川市、豊橋市等沿線自治体、関係団体、中経連 等
<主な要望内容>
・名豊道路は、名古屋市と豊橋市を結ぶ延長72.7kmの大規模バイパスで、知立、岡崎、蒲郡、豊橋、豊橋東バイパスの5つのバイパスによって構成される地域高規格道路である。現在、全線で唯一ミッシングリンクとなっている蒲郡バイパス内にある9.1㎞の未整備区間については、物流の効率化や企業誘致、さらに観光促進等の観点から早期開通が期待されている。
・栗原中経連常務理事は、石原愛知県副知事をはじめ、沿線自治体の首長等とともに、秋本国土交通大臣政務官をはじめ、国土交通省幹部等に対し、蒲郡バイパスをはじめとした早期全線整備を要望した。
■名古屋環状2号線の早期全線整備を要望
実施日:2018年1月29日(月)
要望先:高橋国土交通大臣政務官、森国土交通省技監、石川国土交通省道路局長等
訪問者:名古屋市、愛知県、飛島村、名古屋港管理組合、名古屋商工会議所
中経連 等
<主な要望内容>
・名古屋環状2号線は、未整備区間の西南部・南部区間が整備されると、岐阜県方面から名古屋港へのアクセスが向上し、物流効率化や資本ストック効果、観光促進に寄与するとともに、南海トラフ地震など大規模災害時の緊急搬送路としての役割が見込まれている。昨年7月には2020年度の開通予定が公表され、周辺地域では早期整備への期待が一層高まりつつある。
・中経連は、堀場名古屋市副市長、河野愛知県建設部長等とともに、高橋国土交通大臣政務官をはじめ国土交通省幹部等に対し、一日も早い早期全線整備を要望した。