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地域産業活性化委員会および静岡地域会員懇談会(10/2)報告

10月2日()、地域産業活性化委員会および静岡域会員懇談会を、静岡市内にて開催、豊田会長、中西副会長、中田副会長をはじめ22名が参加した。概要は以下のとおり。

 

地域産業活性化委員会は、地域を支える産業の振興に関する活動の推進を目的に、今年度新たに設置した委員会である。活動領域を機能で整理した他の委員会を縦軸とすると、本委員会は地域を対象としたいわば横軸の役割を担う。また、地域に直結した課題をテーマとすることから、長野、岐阜、静岡、三重にそれぞれ共同委員長を配置し、各地域で開催する。

今回は、中西共同委員長の下、三重に次いで2地域目として開催した。参加された地域会員より提議された課題の概要は以下のとおり。

 

・土木・建築等の専門人材の県内育成

・企業の魅力向上(就業条件の改善等)と学生を呼び込むためのPR活動

・女性の雇用環境の整備(保育所の整備、女性が使いやすい衛生施設)

・ファルマバレープロジェクトを核としたさらなる集積の拡大(県東部にない医学部の設立・誘致等)

・人手不足への対応(機械化・省力化推進、シニア・外国人労働者などの多様な労働力の活用、女性の役職登用と環境条件の整備等)

・首都圏等の大学からの一部学部誘致

・静岡県の魅力や特色等についてのPR活動・マーケティング戦略の強化

・企業の立地メリットの拡充による活性化と好循環の創出(補助金や税制優遇等)

・産業や豊富な資源を生かした観光振興、観光を中心としたサービス産業の生産性の向上

・郷土の偉人研究や教育等を通じた郷土愛の醸成

・相続放棄等による地籍明確化の遅れへの対応

 

引き続き開催した会員懇談会では、税制、イノベーション、人材育成の各委員会の活動状況を事務局から報告し、中経連の今後の活動について課題提起や意見交換を行った。

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