2017.6.7
活動報告
イノベーション委員会は5月30日(火)、平成29年度1回目の委員会を開催、委員長の竹中副会長をはじめ48名が参加した。
本委員会は、中部産業振興協議会(平成28年10月)と昨年度までの産学連携懇談会での活動をベースに、イノベーション力の強化や異分野融合による既存・新産業の創出を図るための「中部圏のイノベーションを触発し続ける仕組み」を検討するため、今年4月に設置された。
委員会に先立ち、内閣府企画官の木村正伸氏を講師に迎え、「科学技術イノベーション政策の動向」と題し、国の総合科学技術・イノベーション会議の取り組み等についてご講演いただいた。
委員会では、竹中副会長の挨拶に続き、事務局より中部圏のイノベーションを触発し続ける仕組み(案)や中部圏のものづくり産業を基盤としたイノベーション推進のためのフレームワーク(案)を提示し、意見交換を行った。
委員からは、「イノベーションの触発に資する異分野融合プラットフォームとしての役割に期待する」「コトづくりの領域でもイノベーションを進めるきっかけになる」「大学をイノベーションのきっかけの場としてもっと使っていただきたい」など、多くの意見が出された。
今後は、地域のリソース・ポテンシャル調査やフレームワーク(案)の具体化の検討を進め、次回の委員会において活動領域の提案と事業概要(案)について報告を行う予定である。
木村内閣府企画官(右)へ質問をする佐伯副委員長(左)