2016.12.5
活動報告
11月29日(火)、地方分権特別委員会ならびに社会基盤委員会 まちづくり部会の共催による講演会を津市内にて開催、開催地代表の上田副会長(写真左)、地方分権特別委員会委員長の山名副会長(写真右)はじめ約100名が参加した。
はじめに、(学)梅村学園・中京大学理事・学術顧問の奥野信宏氏より、「地域の創生のために我々は何をすべきか」と題して、地域の創生のためには「対流」が必要であること、「対流」を生み出すための熱源、連携の重要性、多様な担い手が参加する共助社会の必要性等についてお話をいただいた。
次に、(学)中部大学総合工学研究所教授の林良嗣氏より、「地域の創生のためのまちづくり」と題して、国内外の具体的な事例も紹介いただきながら、長期的に持続可能な街並み・街区によるクオリティ・ストックの形成、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の考え方による政策選択、空間を賢く畳む「スマートシュリンク」等についてお話をいただいた。
参加者は熱心に聴き入り、また、講演の合間に行った交流会では、中経連会員や行政関係者等の参加者相互の親睦を図ることができ、講演会は盛況裏に終了した。
なお、今年度と来年度の2年間に中部5県で順次、地域の創生をテーマとした講演会を開催していく予定であり、次回は3月6日(月)に静岡市内にて開催する。
ご講演中の林教授
交流会にて参加者と親睦を深める奥野理事・学術顧問