NEWS

情報発信

第6回中部コーディネータ研究フォーラム(7/8)報告

中経連は7月8日()、「第6回中部コーディネータ研究フォーラム」を開催し、中部5県のよろず支援拠点コーディネータ、支援機関・大学のコーディネータ、中堅・中小企業支援に関する有識者・研究者など13名が参加した。

本フォーラムは、中部圏各地で中堅・中小企業支援をしているコーディネータのネットワーク強化と企業支援力の一層の向上をねらい、昨年3月に設立したものである。

はじめに、岐阜県よろず支援拠点チーフコーディネーターの三輪知生氏より「岐阜県よろず支援拠点の取り組みについて」と題し、設立3年目を迎え、図書館に相談窓口を設置したり数多くのセミナー・ワークショップを開催するなど、精力的に行っている独自の取り組み事例をご紹介いただいた。

続いて、()ミサト工業代表取締役社長の川嶋成樹氏より「ミサト工業の新規事業について」と題し、ご講演をいただいた。川嶋氏は、スタイリッシュで機能的な毛抜き「NOOK」(ヌーク)という新商品の開発・量産化・拡販の苦労話や、リーマンショック後に仕事量が激減した会社をいかに立て直し成長軌道に乗せたかについて語られた。

次に、「下請け部品加工業のこれからの事業展開」をテーマに、少人数のグループディスカッションを実施した。参加者からは「中堅・中小企業はまずは本業の専門技術を磨き、それを効果的に発信することに専念すべき」「コーディネータは経営者の悩みの本質を聞き出して助言し”出来ると思わせる”役割を担うべき」などの意見があがった。

次回は10月に開催予定である。

 

20160708_CDF.jpg

 

 

PAGE TOP