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「第25回Next30産学フォーラム」(5/27)報告

5月27()、第25Next30産学フォーラムを開催、38名が参加した。

はじめに、名古屋経済大学経済学部准教授の大塚雄太氏が「アダム・スミスの虚像と実像-彼は『経済学者』だったのか?」と題して講演を行った。経済学の父と呼ばれるアダム・スミスは道徳哲学の教授の顔を持っており、決して自由放任主義者ではなく、逆に社会における常識や規則の中で経済活動を行うことが正しいと考えたことや、道徳哲学を生涯大切にしたこと等を紹介した。

次に、企業からの話題提供として、()レオパレス21学校法人営業部マネージャーの中田悟司氏が「レオパレス21における産学連携の取り組みについて」と題して講演を行った。近年、海外の日系企業に対する物件の紹介や出張手配等に力を入れる一方で、大学と産学連携に取り組んでいる事例を紹介。アパートの管理・運営だけでなく、教育界が抱える「学生募集」「教育カリキュラム構築」等への課題に対して自社のノウハウを活用して解決していきたいと述べた。

続いて、岐阜薬科大学臨床薬剤学研究室助教の神谷哲朗氏が「フォースの覚醒が導く医療~多角的に物事を捉える楽しさ~」と題して講演とグループディスカッションを行った。自身の研究分野であるプラズマ医療科学を例に、物事を多角的に捉える面白さを説明した上で、参加者に自身の仕事を「今の角度」と「異なる角度」で見た場合にどのように捉えられるのかという課題を提示した。グループディスカッションでは、業務の専門性にとらわれない議論が交わされ、大いに盛り上がった。

その後の懇親会では、参加者が講演者を囲み、それぞれの研究内容や事業概要について意見を交わすなど、より一層の親睦を図った。

 

 

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