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第2回物流委員会(3/7)

・開催日:3月7日(金)
・参加者:委員長の安藤副会長をはじめ16

第一部の会議では、2025年度の活動計画を決定した。第二部の講演会では、(株)NX総合研究所リサーチ&コンサルティング ゼネラルマネージャーの金澤 匡晃(まさあき)氏を講師に迎え、「2024年の物流業界、変化はあったのか?」をテーマに講演いただいた。
安藤委員長によるコメントは以下のとおり。
・2024年問題と言われる、物流の労働時間制限が開始されてから約1年が経過した。荷主の協力や物流事業者の努力により、想定されていた「モノが運べない」という問題は表面化していないが、トラックGメンの活動実績を見る限り、楽観視できる状況ではないため、引き続き生産性向上に取り組まなければならない。
・ボトルネックになっている物流の問題点については、運輸局やトラック協会にも協力を得て改善を呼びかけていきたい。
・生産性の向上に寄与するシステムや設備機器などが販売されているが、コストの問題から導入に二の足を踏んでいる企業もあると思われる。補助金や優遇税制などを取りまとめ、見落としている制度の認知や企業の投資促進の一助としたい。

講演会では、改正物流法などに関する直近の動向や、2024年問題を受けて、物流業界にどのような変化が生じたかについての解説があったほか、2024年問題は単年度の問題ではなく、継続して取り組み、人にやさしい物流を目指す必要があることが示された。

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