中経連では、コンサートや演劇などエンターテインメントのライブ公演数の少なさが、中部圏から東京圏への若年層人口流出の一因になっている可能性があるとの課題認識にもとづき、我が国におけるライブ公演が東京と大阪へ二極集中している現状をデータにより概観し、7月のIGアリーナ（愛知県新体育館）開業を契機とした中部圏へのライブ公演誘致の可能性について考察し、ミニレポートとしてまとめました。

ライブ会場の選定は、東京に多く立地するアーティスト所属事務所やレコード会社など主催者の意向が反映されることから、各会場の特色や公演の開催実績、施設整備の進捗を積極的に情報発信するとともに、開催地としての魅力や集客力を高める取り組みを、官民連携・広域連携で進めることが望まれます。

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【ご参考】若年層の人口流出に関しまして、以下のミニレポートもご参照いただけますと幸いです。
「中部圏における若年層の東京圏への流出の現状」（2024/9）
「中部圏におけるIT産業の現状とIT人材活躍に向けた一考察」（2024/11）