2025.2.3
プレスリリース
一般社団法人中部経済連合会(会長:水野明久、以下「中経連」)は、本日、経済委員会(委員長:高原副会長)のもと、2050年頃を見据えた「中部圏ビジョン2050(ニーマルゴーマル)」(以下「本ビジョン」)を策定しました。
わが国は現在、加速する少子化や東京一極集中による地方の人手不足に直面するほか、ウクライナや中東情勢の不安、中国経済の減速、トランプ大統領の政策による影響などが、経済の先行きに不透明感をもたらしています。
このように不確実性が増す時代においても、中部圏の持続可能性を高めていくためには、当地の産学官金が同じ方向を見据え、歩みを進めていくための中長期的な「羅針盤」が必要と考えております。
本ビジョンは、第1部において、2050年頃の「豊かで持続可能な社会」を展望し、その実現に向けた日本全体の課題と対応の方向性について、人口減少や経済、労働、地域など10の観点から整理しました。
第2部では、当地が、これらの課題解決に貢献するために、3つの観点、すなわち、「産業の進化と多様化」、「人材・働き方の高度化」、「魅力と活力のある地域社会の形成」から「目指す姿」を描いた上で、第3部において、それぞれの実現に向けて必要な取り組みを提示しました。
中経連としては、当地の産学官金をはじめとする多くの皆さまに本ビジョンをご覧いただき、グランドデザインを共有した上で、中部圏の持続可能性の向上に向けた取り組みに力を合わせていきたいと考えております。
中経連は引き続き、産学官金や地域間との連携を通じ、社会課題の解決や中部圏の競争力向上に貢献してまいります。
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