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第1回産業・技術委員会・第8回CAMIPシンポジウム(11/22)

・開催日:11月22日(金)
・参加者:委員長の宮崎副会長をはじめ222名(会場60名、オンライン162名)

宮崎委員長

宮崎委員長の挨拶に続き、第一部では、事務局より本年度上期の次世代モビリティ(陸のモビリティ、空のモビリティ)に関する活動を報告した。第二部では、中部経済産業局と「CAMIP※シンポジウム」を開催。「空飛ぶクルマの価値と中部圏における活用可能性」をテーマに、観光およびまちづくりの観点から話題を提供した。続いて、名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 名誉教授の森川高行氏をモデレーターにパネルディスカッションを実施。観光やまちづくり、次世代モビリティの社会実装に携わる企業・団体から4名が登壇し、中部圏の次世代モビリティの現実的な活用案について意見を交わした。
詳細は以下のとおり。

<第一部:委員会>
事務局は、本年度上期の次世代モビリティ(陸のモビリティ、空のモビリティ)の活動報告を実施した。本年度は、フェーズ1「モビリティの進化を後押しする活動」を継続するとともに、フェーズ2「新たなモビリティの創出を後押しする活動」の強化を進めた。フェーズ1は、イベントの企画やベンチマークの設定など、おおむね計画通りに進んでいる。一方で、フェーズ2は活動の集約として、2024年9月に開催した空飛ぶクルマの機運醸成に向けたワークショップの成果を受け、同日のシンポジウムでは中部圏における空飛ぶクルマの利活用について、議論することを説明した。

<第二部:CAMIPシンポジウム>
テーマ:空飛ぶクルマの価値と中部圏における活用可能性
◆インプットセッション
・「次世代モビリティが描く未来」
中部経済産業局 地域経済部 航空宇宙・次世代産業課 課長 青山美代子氏
・「移動手段としての空飛ぶクルマの活用について」
名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 名誉教授 森川高行 氏
・「観光から見た空飛ぶクルマの価値と活用可能性について ~訪日旅行者編~」
(一社)中央日本総合観光機構 マーケティング部 部長 玉崎邦夫 氏
◆パネルディスカッション
【パネリスト】
・(一社)中央日本総合観光機構 マーケティング部 部長 玉崎邦夫 氏
・(株)日建設計 都市・社会基盤部門 スカイスケープデザインラボ課 課長 須賀博之 氏
・愛知県 経済産業局 産業部 産業振興課 次世代産業室 主査 水野祐介 氏
・名古屋鉄道(株) 事業創造部長 岩田知倫 氏

最後に、宮崎委員長は、「空飛ぶクルマが誰も取り残すことのない社会づくりに貢献するためにも、素材・自動運転・Ai処理能力などの技術革新にチャレンジすることが重要である。それを推進することは、社会インフラやエネルギーの利用などを含めた今後の経済活動に変革を引き起こすスタートとなる」と、言及するとともに、今後も委員会で議論を継続していく方針と参加者への感謝を述べた。
※ 中部先進モビリティ実装プラットフォーム:2021年5月、中経連と名古屋大学が産学官連携を通じて次世代モビリティの産業形成を推進する組織として共同で設立した活動体。

パネルディスカッションの様子

 

 

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