中経連は、中部５県各地域の特徴や共通項を見出し、中部圏の課題解決を図ることを目的に、中部圏の地方銀行系シンクタンク４団体※および（公財）中部圏社会経済研究所との第６回シンクタンク交流会を名古屋市内で開催し、16名が参加した。
中経連の宮本常務理事事務局長の挨拶に続き、事務局より、「中部圏ビジョン（案）」について説明した上で、「中部圏における若年層の東京圏への流出について」および「中部圏におけるＩＴ産業の現状とＩＴ人材活躍に向けた考察」について意見交換を行った。参加者からは、「ウェルビーイング」「オープンイノベーション」「リニア中央新幹線の開業効果」「学生の就職に対する考え方」「中部圏の魅力の発信」など、幅広い分野に関する意見が出された。今後とも、各シンクタンクとの交流を深め、中部圏の地域課題の解決に向けて意見交換を続けていく。
※構成：（一財）静岡経済研究所、（一財）長野経済研究所、（株）十六総合研究所、（株）百五総合研究所