2024.11.27
活動報告
・開催日:10月23日(水)
・参加者:委員長の高原副会長をはじめ32名
高原委員長の挨拶に続き、事務局より「中部圏ビジョン(案)(以下、ビジョン)」の検討状況を報告した後に、内容の審議ならびに意見交換を行った。今後は、「豊かで持続可能な社会」の実現に向けて、中部圏として貢献できることについて、議論を深めた上で、2025年2月の正・副会長会および総合政策会議へ付議し、公表する予定である。
意見交換の冒頭では、高原委員長から「豊かで持続可能な社会の実現のために、中部圏として製造業のスマート化を軸に日本全体の課題解決にどのように貢献できるか検討したい」との発言があった。また、委員からの意見は以下のとおり。
・さまざまな分野で日本をリードしていくリーダー人材の育成を図る必要がある。
・中部圏の人口流出には危機感を覚え、東京一極集中の是正に向けた取り組みを強化すべき。
・中部圏に蓄積されたリアルデータを大量に扱うにあたって、エネルギーインフラの整備が重要になる。
・外国人労働者の受け入れに際して、その人たちがいかに幸せになるかを真剣に考えていく必要がある。
・リニア中央新幹線開業による首都圏へのストロー現象を懸念し、中部圏は観光を軸にした日本の歴史や文化を伝える人材を育成する必要がある。
・中部圏の第一次産業には避けて通れない問題が多い。それらの問題にどのように対策していくべきかを考える必要がある。