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愛知県との懇談会(9/3)

中経連は毎年度、中部5県および名古屋市との間で、各県・市が向き合う諸課題や施策の方針を共有し、連携を深めるための懇談会を開催している。愛知県との懇談概要は以下のとおり。

<参加者>
・愛知県:大村知事、古本・林・牧野・江口副知事をはじめ13名
・中経連:水野会長、柘植・村瀬・安藤(隆)・神野・勝野・高原副会長、松尾理事をはじめ13名

大村知事は、STATION Aiやアジア・アジアパラ競技大会、カーボンニュートラル、人口減少、休み方改革などをテーマに、愛知県が注力する主な取り組みを紹介した。その上で、「中部圏が日本の成長エンジンとしてさらに発展していけるよう、一緒に取り組んでいきたい」と期待を寄せた。
自由懇談では、産学官が一体となった人口流出抑制に向けた魅力あるまちづくりの推進、アジアパラ競技大会を契機としたバリアフリー化と住民の意識を変える社会的変容、広域連携によるインバウンドの誘客などについて意見を交わした。
水野会長は、若年女性の流出を抑制する上で、「リニア中央新幹線の開業に向けて、女性を惹きつける業種の企業誘致に積極的に取り組むなど、産業構造にメスを入れる心構えで愛知県と一緒に前を向いて取り組んでいきたい」と力を込め、懇談会を締めくくった。

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