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提言書「カーボンニュートラルの実現に向けた社会実装の推進」を発表(9/2)

中経連は、9月2日(月)に開催した総合政策会議において、エネルギー・環境委員会(委員長:勝野副会長)が取りまとめた提言書「カーボンニュートラルの実現に向けた社会実装の推進」(以下、本提言書)を承認し発表した。

提言書「カーボンニュートラルの実現に向けた社会実装の推進」(PDF)

本提言書は、カーボンニュートラル分野における、研究成果や技術を確実に社会実装していくための要件を整理し、その上で、企業が研究段階から積極的にイニシアチブを取り、カーボンニュートラルという未来市場に向けた共感を得る仕組みづくりを推進することを提案している。
本提言書の構成は以下の通りである。

【本提言書の構成】
第1章 各分野のカーボンニュートラル取り組み事例   

1.「エネルギー」分野 
(1)水素エネルギー
(2)燃料アンモニア
(3)再生可能エネルギー(洋上風力発電)
(4)蓄電池
2.「素材」分野 
(1)鉄鋼
(2)セメント
3.「最終商品」分野 
(1)自動車
(2)建築物

第2章 社会実装に向けた課題解決の方向性  
1.社会実装に向けた課題の整理 
(1)イノベーションの推進に向けた政策展開
(2)カーボンニュートラル分野における市場創造の課題
2.課題解決の方向性 
(1)ニーズ・シーズのアンマッチ
(2)同業・異業種連携の不足(企業間連携)
(3)社会からの共感によるマーケット形成(市場の創造)
(4)開発資金の不足
(5)知的財産戦略の活用
(6)標準化のための戦略
(7)新技術導入のための投資戦略
(8)プロジェクトのマネジメント
(9)課題解決に必要なソリューション

第3章 提言    
1.プロジェクトマネジメント
2.産学・産産連携
3.市場戦略
4.知的財産戦略
5.規格化・標準化戦略
6.ファンド・資金調達の活用

第4章 社会実装の推進にむけて(中部経済連合会の今後の取り組み) 
1.社会実装における課題についてのヒアリング結果
2.ヒアリング結果から見えた課題
3.シーズ技術の社会実装に向けた機運を醸成
4.脱炭素に関わる大学研究テーマの社会実装を後押し


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