中経連は毎年度、中部５県および名古屋市との間で、各県・市が向き合う諸課題や施策の方針を共有し、連携を深めるための懇談会を開催している。７月17日（水）に静岡県との懇談会を開催し、静岡県からは鈴木知事、森・増井副知事をはじめ９名、中経連からは水野会長、中西・中田・神野副会長をはじめ９名が参加した。

冒頭挨拶で、水野会長は「リニア中央新幹線の静岡工区の早期着工など、中部圏ならびにわが国のさらなる経済発展に向けた活動に、強力なリーダーシップと実行力を発揮することを期待する」と強調した。
鈴木知事は「リニアをはじめとする懸案の課題にスピード感をもって取り組んでいきたい」と応じた。
自由懇談では、静岡県の東部・中部・西部それぞれの地域特性に応じた地域活性化、スタートアップ支援、近隣県との連携などについて意見を交わした。また、リニアの静岡工区を巡ってはスピード感を持って、さまざまな観点から丁寧な議論を重ね、前に進めていくことが重要との認識で一致した。