駐日エチオピア連邦民主共和国特命全権大使のダバ・デベレ・フンデ閣下ならびに在名古屋エチオピア名誉領事の松本定道氏（中京綜合警備保障(株)相談役）が中経連を訪れ、水野会長以下幹部と懇談した。
主な発言は以下のとおり。
◆ダバ特命全権大使
エチオピアは農業が盛んな国であり、主力のコーヒー豆をはじめ切り花や胡麻、革製品、鉱物、化学薬品などを日本へ輸出している。日本からの輸入では、日本車がエチオピア国内の95％以上のシェアに達しており、その内約80％がトヨタ車である。
日本とエチオピアとの関係は発展の途上にあり、本日の懇談が両国間の経済強化につながる取り組みのきっかけとなることを期待している。
◆水野会長
エチオピアをはじめとするアフリカ諸国は今後の経済成長が期待されており、今後、両国の持続的な発展に向けたつながりを深める上で、今回は大変貴重な機会である。
来年は大阪万博が予定されており、エチオピアからの政府や経済界の関係者が来日される際は、名古屋にも是非お立ち寄りいただきたい。その際は、中部圏とエチオピアの経済交流に向けた意見交換の場などを設けたい。