2024.7.30
活動報告
開催日:7月16日(火)
参加者:委員長の大島副会長をはじめ23名
外国人材の活躍推進と多文化共生の基盤強化を目的に実施している「外国人留学生への国内就職支援活動」および「外国にルーツを持つ児童・生徒向け日本語・学習支援教室への支援活動」の現況について報告した。委員会終了後には、グローバルセミナーを開催。「米大統領選と米中対立の影響」をテーマに、国際経済研究所・主席研究員の栗原浩史氏を講師に迎え、講演いただいた。
本活動は、中経連が中期活動指針に掲げる「魅力溢れる圏域の創造」の一環として、多様性に富んだ人材が集まる圏域の創造に向けて取り組んでいるものである。
「外国人留学生への国内就職支援活動」では、“高度外国人材の卵”として、中部圏を含む日本で活躍することが期待される外国人留学生と日本企業との相互理解の促進を目的に交流会などの活動を報告した。「外国にルーツを持つ児童・生徒向け日本語・学習支援教室への支援活動」では、中部圏で全国の4割を占める、外国にルーツを持つ「日本語指導が必要な児童生徒」を対象に日本語教育や学習支援を行っている「地域日本語教室」を支援する産学官連携の取り組みを報告した。
委員からは、「外国人を受け入れる環境整備を進めていかなければ、日本は優秀な外国人材から『選ばれない国』になってしまう」「将来の日本を背負う貴重な人材として外国にルーツを持つ子ども達への支援も重要な取り組みである」などの意見が上がった。