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駐日モンゴル国大使との懇談(6/10)

駐日モンゴル国特命全権大使のバヤルサイハン・バンズラグチ閣下ならびに在名古屋モンゴル国名誉領事の安藤琢弥氏が中経連を訪れ、水野会長以下幹部と懇談した。主な発言は以下のとおり。

◆バヤルサイハン特命全権大使
モンゴルは2023年の経済成長率が7%に達し、すでにコロナ禍の不況から脱している。資源大国であるモンゴルの主要産業は鉱業であるが、近年は観光産業が大きく伸長している。昨年の外国人観光客数は約65万人だった。その内、日本人の観光客は2~3万人であったが、昨年テレビ放送されたドラマのロケ地にモンゴルが使われたことから、ロケ地巡りが人気を博しており、日本人観光客数は増加傾向にある。観光促進に一層注力していきたい。また、是非とも水野会長にもモンゴルへお越しいただきたい。
主要資源である石炭の大半は中国に輸出している。日本は輸送コストが高いため、石炭の取り引きは少ないが、国内で石炭から水素・アンモニアを抽出する技術開発やプロジェクトの推進で協業している。中部圏の企業の皆様にモンゴルへの理解を深めてもらうべく、中経連には経済セミナーなどの開催にご協力をいただきたい。

◆水野会長
モンゴルと中部圏は昔から親密な交流が続いており、その歴史は長い。経済セミナーやモンゴル観光の促進を通じ、経済ならびに文化の両面から一層親交を深めていきたい。また、中部圏は大都市でありながら山も海も近くにあり、豊かな自然や歴史的な名所などがそろっているため、モンゴルの皆様が日本を観光する際は、是非、中部圏にも訪れてほしい。

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