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長野県経営者協会との懇談会(4/4)

中経連は、長野県経営者協会との懇談会を松本市内で開催し、中経連からは水野会長をはじめ8名、長野県経営者協会からは碓井稔会長(セイコーエプソン(株)取締役会長)や女子部会のマキナリー浩子委員長をはじめ11名が参加した。当日は、両団体の会長挨拶に続き事業活動について相互に説明した後、意見交換を行った。
主な発言は以下のとおり。
・東京一極集中が解消されない状況にあるが、東京から自立した形で地域をいかに盛り上げていけるかが重要である。脱炭素や多様性、働き方改革などに取り組むことで、課題をひとつずつ明らかにし、解決に向けて取り組んでいきたい。
・地域が発展していくためには、中小・零細企業を 中堅企業に成長させていくことが重要。地域の内需だけに頼るのではなく、大規模都市圏とうまくつなげることで地域企業が成長していけると良い。
・人口減少が進む中、労働力を確保するためには外国人材の活用が必須になる。
・多文化共生を推進する上で、在日外国人を日本の文化に馴染むように教育しがちであるが、日本人が異文化に対して心を開き、多文化共生のマインドを持つことも重要である。
・多文化共生のマインドを醸成するためには、初等教育の段階から、多様性や異文化を体験・体感できる教育を組み込んでいく必要がある。
以上

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