中経連は、エネルギー・環境委員会による活動の一環として、東邦ガス(株)から講師を迎え、カーボンニュートラル（以下、ＣＮ）を題材とした出前教育を名古屋大学教育学部附属中学校で開催した。本取り組みは、2050年のＣＮ社会において最前線で活躍することであろう現在の10代を対象に、ＣＮ社会実現に向けた意識変革・変容を促すことを目的に実施し、同校の中学二年の生徒約80名と教師が参加した。
はじめに、講師から参加者に対し、「ＣＮ実現の必要性」「水素や合成メタン（e-methane）※に関する中部圏の取り組み」について、約１時間の講義を行った。続いて、生徒らは、ＣＮにつながる自身の行動をテーマに率直な意見交換を通じてＣＮに対する意識を高めた。
本活動は、2024年度も継続して実施する予定である。
※グリーン水素などの非化石エネルギー源を原料として製造された合成メタンに対して用いる呼称