国内最大の産業集積地である中部圏の航空機産業基盤が、新型コロナウイルスパンデミックや客先の品質問題を抱えるＴｉｅｒ―１事業の長期低迷、さらに国産ジェット旅客機開発凍結などによって過去経験した事がない存続危機に晒されている。
2022年６月に航空機産業存続支援に関する要望書を国へ提出したが、９月に実施したフォローアップで、サプライチェーン各社の経営指標が更に悪化の一途を辿っている事態が判明。
中経連は、11月２日(水)、 中部経済産業局ならびに中部航空宇宙産業技術センターらと連携し、経済産業省の山下製造産業局長に対してさらなる航空機産業存続支援を重ねて要請するとともに、防衛装備から社会実装に至る次世代エアモビリティ産業振興に関する国との連携強化策について相互確認を実施した。