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次世代モビリティ関係イベント「CAMIP&Map-NAGOYA」を開催(12/21)

12月21日(水)、中経連および名古屋大学はCAMIP(中部先進モビリティ実装プラットフォーム)およびMap-NAGOYA(モビリティアクセスポイント ナゴヤ)のイベントをナゴヤ イノベーターズ ガレージで開催し、約240名が会場およびオンラインで参加した。
Map-NAGOYAは、モビリティ関係の新技術や研究テーマを広く発信し産学官交流やマッチングを加速することを目的に、2021年度にスタートアップを対象に実施していたNAPP(ナゴヤ アクセスポイント プロジェクト)をリニューアルしたものである。

【第1部】
事務局よりCAMIPとMap-NAGOYAの概要および次世代モビリティの社会実装を目指した中経連の取り組みについて説明した。続いて、名古屋大学未来社会創造機構モビリティ社会研究所教授の森川高行氏が、文部科学省の「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」に採択され、10年間にわたり国の支援を受けることとなったプロジェクト「地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点」の活動がスタートしたことを説明した。
次に、本プロジェクトの具体的な取り組みとして、ヤマハ発動機(株)の技術・研究本部 NV技術戦略統括部 技術戦略部 技術戦略グループ主務の穴本隆行氏が、「快適で低コストな中量輸送システムPRT(Personal Rapid Transit)の構想」について紹介した。

【第2部】
以下の4名が、中部圏のモビリティ関係のプロジェクトや研究テーマ・シーズについて紹介した。
・名古屋大学 未来社会創造機構
モビリティ社会研究所長 教授 高田 広章 氏
『名古屋大学におけるダイナミックマップ技術への取り組み』

・(株)パワーウェーブ 代表取締役 阿部 晋士 氏
『電界結合方式によるワイヤレス給電技術の紹介』

・産業技術総合研究所 中部センター
イノベーションコーディネータ 吉村 和記 氏
『産総研中部センターのモビリティ関係研究テーマの紹介』

・豊橋技術科学大学 都市・交通システム研究室
准教授     杉木 直 氏
『静岡県湖西市における企業シャトルBaaS実証実験について』

終了後は、登壇者と会場参加者との交流会を実施。登壇者同士で今後の連携の可能性を早速模索し始めるなど、活発な交流が行われた。次回は本年3月頃、同会場にて開催予定である。

*CAMIP:中部圏が将来にわたり「次世代モビリティ産業の世界的中心」であり続けるため、より効果的な産学官連携を推進することを目的に、2021年5月に中経連と名古屋大学が共同で立ち上げた活動体。

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