企業防災委員会は、11月18日(金)、2022年度の第1回委員会を名古屋栄ビルおよびオンラインにて開催し、委員長の大西副会長、共同委員長の相馬理事をはじめ32名が参加した。

委員会に先立ち、ナブテスコ(株)ものづくり革新推進室の調達統括部ＢＣＰ総括事務局参事  木村康弘氏を講師に迎え、「サプライチェーンのＢＣＰ対策～個々の取引先が強くなることがレジリエンスの道～」と題して講演いただいた。
木村氏より、ＢＣＰの推進方法、サプライヤーへのＢＣＰ支援、ＢＣＰ人材の育成について、ナブテスコにおける実践事例を交えながら説明いただいた。
ナブテスコでは、誰もが手軽（ムリ・ムダ・ムラを省く）にできる「スマートＢＣＰ」を普及・促進しており、ＢＣＰの実効性と持続性を高めるとともに危機対応力や事業継続力の能力向上を図っている。加えて、サプライヤーに対しても啓発セミナーや講座を開きＢＣＰの支援を実施している。

委員会では、相馬共同委員長の挨拶に続き、「中小企業の強靱化」をテーマに、中小企業の防災・減災対策の状況やＢＣＰの策定状況・策定率などを事務局から説明し、意見交換を行った。