経済委員会は、2022年度の第１回委員会を、９月21日(水)、会場（名古屋栄ビル）およびオンラインにて開催し、委員長の勝野副会長をはじめ35名が参加した。
委員会に先立ち、「経済安全保障とは何か」と題し、東京大学公共政策大学院教授の鈴木一人氏による講演会を開催した。

委員会では、冒頭に勝野委員長が、「中部圏は、国内外で広範なサプライチェーンを形成し、多種多様な製造技術・産業集積を有している。まさに、経済安全保障を踏まえた持続的な経済発展のひな型を示すことができる地域だと考えている」と挨拶した。
続いて、堀部専門委員長（中部電力(株)経営戦略本部　戦略グループ課長）および事務局より政策提言の骨子案を説明し、審議に移った。

委員からは、「骨子案をベースに中部らしさを出す必要がある」や「官の施策と民の行動の整合性をとることが重要」、「国際標準化推進を経済発展につなげることが大切」などの意見が出され、原案が承認された。
今後、講演会や専門委員会などを通して、さらに検討を進める予定である。